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腰痛に肥満は大敵

 

万病のもと「肥満」がもたらす腰痛

 

肥満は糖尿病や動脈硬化、そのほかにもさまざまな生活習慣病を引き起こします。

 

肥満と腰痛の発生率についての因果関係は科学的に証明されてはいませんが、
椎間板変性症などは、昔から肥満度の高い人に多く見られることは、
医療関係者の人たちには半ば常識とされています。

 

体重の6割を占める上半身の重さが腰にかかっているのですから、
体重が重くなるほど圧力が増してくるのは当然のことでしょう。

 

そしてさらに、中年太りや脂肪太りになってくると腹筋や背筋も弱くなっていることが多く、
おなかが前に突き出し、腰椎がずれやすくなっています。

 

また、身長の高い人も腰痛になりやすい傾向にあります。
ある調査によれば、身長が10p高いと、
腰痛の発生率が男性で2倍、女性では3倍になるというデータもあります。

 

太っていて背の高い人ほど要注意です。
すでに慢性的な腰痛をお持ちの方が自力で腰痛を治すためには
体重を落とすことも重要なことなのです。
ただし、次の項でも触れますが、無理なダイエットなどは禁物です。

 

過剰なダイエットが骨を弱くする

 

肥満が腰痛の大敵である一方で、
ダイエットもまたやり方によっては腰痛をもたらします。
それは、無理なダイエットによって起きる骨密度の低下によって
腰椎が弱ることで起きるものです。

 

特に女性には「痩せたい」願望が根強くあり、最近では女子中高生、
そして、若い男性にまでこの傾向が広がっています。

 

適切でない方法のダイエットは、カルシウム不足となって骨密度を低下させます。
通常の場合、骨密度は20歳頃にピークを迎え40歳頃までその状態を保持します。

 

ところが、ダイエットを開始した年齢が低いと十分な骨密度にならないまま
成人してしまう懸念があります。
また、若い女性の場合、ホルモンのバランスが崩れて
密度がさらに低下することもあるのです。

 

ダイエットは専門家の指導のもとで適切に行うことが必要です。
また若すぎる年齢からのダイエットは決して美しい身体を作らないのです。

 


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