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腰痛予防に日頃から気をつけたいこと

 

日常的に行っている何気ない体の動きが意外と腰にダメージを与えていることがあります。
腰痛を自力で改善するためには、普段から動作や姿勢に気を付けて、
腰によくない習慣を改めていくことが大事です。

 

 

悪い姿勢の習慣を改める

 

腰痛を引き起こす主な要因のひとつに「悪い姿勢」があります。

 

立っているときに背中が丸まっていたり
左右どちらかに傾いているような姿勢を長くとり続けることは、
それだけで腰に不自然な力をかけることになります。

 

座っているときも、椅子に浅く腰掛けたり床に横座りする、
あるいは寝そべって本を読んだりテレビを観たりすることは
気分的にはリラックスできたとしても腰には大きなダメージを与えています。

 

外出する場合も、重いバッグを片方の肩にかけたり
片方の腕だけで持つことは腰椎のゆがみにつながります。

 

このような、日常生活の中で行われている動作は、
その場ですぐに重大な問題が起きるわけではないので
つい軽く考えてしまいがちです。
しかしながら、長い年月をかけて腰に蓄積し
やがては辛い腰痛となって現れてくるものですから油断禁物です。

 

前かがみの姿勢が腰を酷使する

 

日常生活の中では、様々な姿勢や動きを絶え間なくせざるを得ません。
その中で、腰痛から腰を守るために気を付けなければならないのは
前かがみの姿勢です。
物を持ち上げたり、お辞儀をしたり、前かがみの姿勢をとることは数多くあります。

 

何も持たずに自然に直立した状態で腰にかかる圧力を1とすると、
直立して90度のお辞儀をした状態では1.5倍の力が腰にかかります。

 

さらに、そのまま荷物を持ち上げようとすれば、
荷物の重量を除いても、2倍以上の負荷がかかるのです。

 

腰椎は、上半身の重量を支えると同時に、上体の動きの
「要(かなめ)」の役割も果たしています。

 

したがって、前かがみの角度が大きかったり
持ち上げる荷物の重量が大きい場合、さらにはその荷物を持ち上げる位置が
身体から離れていた場合などは、腰椎には大きな負荷がかかることになるのです。

 

前かがみの姿勢を取らざるを得ない場合は、
膝を曲げて腰だけに力が集中しないような工夫が必要です。

 

体に合わない家具

 

生活の中で使う家具などにも注意が必要です。

 

特に長い時間使う椅子やテーブルは、
形状や高さなどが合わないまま使い続けることで
腰に与えるダメージが長期間に及んでしまいます。

 

また、女性の場合は特にキッチンの高さなども重要です。

 

様々な事情で合わないものを使わなければならない場合でも、
台を置くなどして、なるべく何らかの調整をするようにしましょう。

 

長時間おなじ姿勢を取り続ける

 

どんなに良い姿勢であっても、長時間おなじ姿勢をとり続けることは
腰にとっていいことではありません。

 

たったまま、あるいは座ったままで仕事をしていれば
腰の筋肉がこわばってしまい、腰痛を起こす可能性が高くなります。

 

パソコンを使った仕事でも、あるいは家事をこなす場合でも
ときどきストレッチをするなどして、こわばった腰の筋肉に刺激を与えましょう。

 


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